HIV

HIV検査
当クリニックでは、感染症予防活動として、感染症の即日検査に力を入れております。性活動の活発化、多様化に伴いHIVクラミジア淋菌をはじめとした性行為による感染症が若年層を中心に拡大しています。
とくにHIV感染は年々増加しています。厚生労働省のデータでは、2008 年の日本でのHIV感染者は1156 人と過去最高、エイズ患者の新規報告数も431 人と過去最高でした。これは新たに感染した人の数です。 2008 年までの日本のHIV感染者は、なんと10522 人、エイズ患者は4899 人にのぼります。大阪に目を向けると、大阪府公衆衛生研究所のデータでは、2009 年は171 人の新規感染者が 報告されています。この数字は、あくまでHIV検査を受けた人での数字です。
検査を受けていない感染者が多数いることは容易に想像できます。以上のデータを見れば、HIVは誰がいつ感染してもおかしくない感染症であるとの認識を持つことが大切です。けっして他人事ではありません。
感染の不安があっても、具体的にどこで相談したらいいのか、どこで検査が受けれるのか、わからない方が多いのではないでしょうか?わかっていたとしても、 実際に検査を受けるには大変な勇気が必要だと思います。保健所でも検査を行われていますが、日時が限られていたり、人数制限があったりと限界があります。
当クリニックでは、HIV即日検査を積極的に導入し、検査当日に結果がわかるようにしました。検査予約は不要で、匿名での検査も可能です。できるだけ検査を受ける方の負担を少なくするよう当クリニックの診療時間は、夜間・土日が中心ですので受診しやすいと思います。
感染の不安がある方は、大切なパートナーを守るためにも、勇気を持って検査を受けてください。私たちは、少しでもそのお手伝いをできればと考えています。
HIV検査(即日検査)
受付 問診票にHIV検査希望の欄を設けておりますので、検査希望の欄に○をつけて受付にお渡しください。匿名希望の場合は、お名前・ご住所の欄を空欄にしておいてください。また問診表は、ダウンロードページからプリントアウトしていただき、記入してお持ちいただいても結構です。来院時、受付でお渡しください。
【問診】
感染症検査について説明します。相談のうえ検査内容を決定します。
感染の機会について簡単にお聞きしますが、答えにくい場合は申し出てください。
【HIV即日検査について】
HIV に対する抗体を調べる検査です。2~3ccほど血液を採取します。30 分ほどで結果が判定できます。通常の検査に比べて、疑陽性率(ぎようせいりつ:HIV に感染していなくても、検査の結果が陽性になる確率)が1% と高いという欠点があります。100 人に1 人はHIVに感染していなくても、この検査では陽性と判定されてしまいます。したがってこの検査で陽性と判定された場合、かならずしもHIV に感染しているというわけではありません。本当にHIV に感染しているかどうかを確かめるために、詳しい検査が必要になります。当クリニックでは、HIV 迅速検査で陽性となった方の確認検査を大阪府立公衆衛生研究所へ依頼しております。
最終的な結果が出るまで、1週間程度かかります。
HIV検査(HIV抗体検査)は感染リスクのある行為から3ヶ月以上経過してから行う必要があります。感染リスクのある行為から3ヶ月以内の人が検査を受けた場合、検査で陰性となってもウィンドウ期(HIV感染初期で感染していても検査では陰性となる期間の事)である可能性が残ります。
当院では3ヶ月以内の人へはHIV抗原抗体検査(第4世代HIV検査、即日検査可能)やHIV-1RNA定量検査(NAT検査の結果判明まで1週間かかります)をおすすめしています。
治療
【感染症即日検査費用】 ※自由診療
(結果が分かるまで、30分~1時間かかります。)
検査方法 検査内容 単価
血液検査(男・女) HIV 5,000円
梅毒 4,500円
B型肝炎 4,500円
C型肝炎 4,500円
尿検査(男) クラミジア 4,000円
【セット価格】 
セット内容 セット料金
HIV・梅毒・B型肝炎 /3項目 6,000円
HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎 /4項目 8,000円

【感染症検査費用】 ※通常検査
(結果がでるまで約1週間かかります)
検査方法 検査内容 単価
血液検査(男・女) HIV-1RNA定量検査 13,000円
尿検査(男) クラミジア・淋菌 3,500円
咽頭検査(男・女) クラミジア・淋菌 3,500円
上記検査費用は、診察代も含めた総額です。
※感染症検査の受け付けは、診察終了時間の30分前に終了します。

性感染症(STD)検査

STD
STD(Sexually Transmitted Diseases)とは、セックスによって人から人へうつる感染症のことです。
性感染症の動向
STD ( sexually transmitted diseases )とは、セックスによって人から人へうつる感染症のことです。 STD は 1980 年後半のエイズショックにより激減したものの、1997 年頃からふたたび増加に転じ、以後HIVをはじめとして感染者は増加を続けています。
最近は淋病やクラミジアなど一部の感染症は減少傾向にありますが、安全な性行動が広がっていると解釈するのは慎重を要します。
淋菌やクラミジアが減少したのは、抗生剤による治療が確立し、治癒する可能性が高くなり、感染のひろがりが減ったためと考えられます。
たとえば、国内向けのコンドーム出荷量は、 1994 年の約 7 億個をピークとして、減少の一途をたどり、 2004 年では
約 4 億個にまで落ち込んでいます。また、一度感染すると完治の難しいウイルス性の STD であるHIV、性器ヘルペス、尖圭コンジローマは増加し続けています。これらの事実を考えると、潜在的に STD はひろがり続けていると考えた方がよいでしょう。
症状からわかるSTD
【ペニスから膿がでる。】
淋病クラミジア の可能性があります。膿と痛みが強い場合は淋病。

【排尿時に痛みや違和感がある。】
淋病クラミジア単純ヘルペスの可能性があります。
痛みを伴う場合は、淋病、単純ヘルペス。かゆみ、違和感、軽い痛みは、クラミジア。

【性器、肛門などに、できものができる。】
梅毒尖圭コンジローマ単純ヘルペス毛ジラミ疥癬の可能性があります。

【陰部がかゆい。】
毛ジラミ疥癬の可能性があります。

【足のつけねや首のリンパが腫れる。】
梅毒単純ヘルペスの可能性があります。単純ヘルペスは痛みを伴いますが、梅毒の場合、通常、痛みはありません。

【皮膚に発疹ができる。】
梅毒単純ヘルペス疥癬の可能性があります。単純ヘルペスは痛みを伴います。
くちびる、性器、肛門とその周囲にできます。疥癬はかゆみを伴います。全身にできます。
梅毒は痛みもかゆみもありません。手のひら、足の裏、からだにできます。

【下痢が2週間以上続く】
アメーバ赤痢の可能性があります。肝臓に膿のたまりができることがあり、その場合は、右側の腹痛、熱を伴います。

【睾丸が腫れている。】
クラミジア淋病の可能性があります。痛みは発熱を伴う場合は、淋病が疑われます。泌尿器科受診をおすすめします。
検査
検査費につきましてはコチラからご確認ください。

予防接種

予防接種いろいろ
【定期接種】
予防接種法で受けるように努めなければならないと定められたワクチン

【任意接種】
予防接種法で決められていないワクチン

【生ワクチン】
病原性を弱めたウイルスや細菌を、生きたまま接種する。1回の接種で強力な免疫が得られる。

【不活性ワクチン】
ウイルスや細菌などの病原体を不活化して、抗原性は残したまま、感染性と病原性を失わせたもの。免疫を得るまでに、数回の接種が必要。

  生ワクチン 不活性ワクチン
定期接種 BCG
ポリオ
麻疹(はしか)
風疹
DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)
DP(ジフテリア・破傷風)
日本脳炎
インフルエンザ(65歳以上、60~64歳の一部)
任意接種 おたふくかぜ
(ムンプス)
みずぼうそう
(水痘)
B型肝炎
A型肝炎
肺炎球菌
インフルエンザ
子宮頸がん(パピローマウイルス)
インフルエンザ菌b型(Hib)
予防接種のスケジュール
インフルエンザ 1回接種
肺炎球菌 1回接種
子宮頸がん 3回接種 1回目-1ヶ月-2回目-5ヶ月-3回目
A型肝炎 3回接種 1回目-1ヶ月-2回目-5ヶ月-3回目
B型肝炎 3回接種 1回目-1ヶ月-2回目-5ヶ月-3回目
予防接種後の予防接種
生ワクチン接種後、次の接種までに27日以上あける。
不活性ワクチン接種後、次の接種までに6日以上あける。
1番目 間隔 2番目 間隔 3番目
生ワクチン 27日以上 生ワクチン 27日以上 生ワクチン
不活性ワクチン
不活性ワクチン 6日以上 生ワクチン
不活性ワクチン
不活性ワクチン 6日以上 生ワクチン 27日以上 生ワクチン
不活性ワクチン
不活性ワクチン 6日以上 生ワクチン
不活性ワクチン
予防接種の費用
感染症 費用
インフルエンザ 3,000円
B型肝炎 5,000円
A型肝炎 8,000円
子宮頸がん 15,000円
肺炎球菌 8,000円
麻疹(はしか) 5,000円
風疹 5,000円
麻疹、風疹混合ワクチン 8,000円

※一部を除き、自費診療になります。
※感染症検査の受け付けは、診察終了時間の30分前に終了します。